車の渋滞は社会の縮図
スタート地点もゴール地点も違う。
焦っている車もいればのんびりした車もいる。
最短の走行を常に選択する車もいれば、気持ちよくドライブすることが目的の車もいる。
いろんな車が集まり列になる。
後ろから煽られ前にいるのが自分だけなら道を譲るけど、前に何台か続いていたら譲らない。数の論理。
3車線あって左側車線の方が空いているのに、車線変更するのが億劫でそのまま走る。惰性。
前を走るトラックで見えないけど、左に抜けた方がスムーズに進めると思って車線変更。バクチ。
いろんな車が集まりいろんな選択をする。
大半は流れに身を任せて時間を食う。一部の人は状況に応じて速度を変え、車線を変え、人より早く先へ行く。
あまりにも数が多すぎたり、交通事故や道路工事で、取捨選択やメリハリだけではどうにもこうにもいかないときもある。
いろんな車が集まり渋滞が起こる。
社会も同じだなあ、とたまに思う。