心に留まる

今日は縁あって、元スターバックスCEOの岩田松雄さんの講演を聴いてきました。僕は会議やセミナーがあるとき、必ず愛用のmacbook proちゃんを持っていって聴きながらカタカタと打つ派なんですが、この人の講演は冒頭で打つのを止めてフタを閉じてしまいました。

理由は２つあって、１つは早口だったから、もう１つは文字に起こすことを躊躇したからです。前者は正直どうでもよくて、ただ聴き心地はとてもよかったので誤解のなきよう。むしろあのトーンで淡々と、滲むように話せるようになりたい。

大事なのは後者で、何で躊躇したのかといえば、文字に起こすと価値を失う気がしたのと、聴くほうに集中したいと思ったからです。講義じゃなくて説法、あるいは感情移入型のドラマや小説みたいで、記録よりも記憶に残るとはまさにこのことなんだなと思いました。何でもマニュアルに残そうというのは誤りで、こういうのもあるんだなと。それほどインパクトのあるお話でした。

内容もすごい大事なんだけど、それよりもそういう潜在情報みたいなものが心に留まったので書き残しておきます。ちなみに「ミッション」についてのお話でした。気になる方はぜひ岩田さんの著書をご購入ください笑