tokuou's blog

思いついたら鮮度を失う前にここに打つ

打倒胃キリキリ

switchというNHK大阪の番組でチームラボ猪子さんとロンブー敦さんが対談してたのが面白かったので感想を(敦さんの話は一切出てきませんので予めご了承ください)。

イメージ

猪子さんは発想が面白くてためらいがない。「世間を知らない」ことを武器?に会社の受付しかりメモデスクしかり人事のあり方しかり、世の中の常識に囚われないアイデアをどんどん出して、どんどん実践しているイメージ。それってすごい楽しいことのように思えるけれど、もしそのことをアイデンティティとして生き続けていくとしたら、僕なら不安に駆られるだろうなと思う。

発想の限界

たとえば今blaboという企画会議のサイトがあって、色んなひとの色んなアイデアが寄せ集められているけど、それをエンドレスに出し続けるとなったら僕ならきっと発狂してしまう。何だろう、新しいことをやり続けるってしんどいことで、息が詰まるし、胃がキリキリするだろうなと思ってしまうのです。けどそれが洒落ているのかな。ほどほどだと詰まらない。(ちなみに洒落てるって「晒されて余分なものがなくなるということ」だそうです(wikipedia参照)。しんぷるいずおしゃれ?)

ただ、猪子さんの場合のアイデアってそれ自体「新しいこと」なのか、「既成概念を打ち破ること」なのかという観点じゃなくて、素朴に「面白いことは何だろう」、「わかりやすい方法はどれだろう」という発想からきているのかなという気がするので、その時点で違うよね。

秩序がなくともピースは成り立つ

猪子さんの言葉だけど、これって自分(猪子さん)のことを言ってるんじゃないかなと、ふと思った。猪子さん自身が無秩序で、だけど社会というフレームの中できちんとピースとしての役割を担っているんだと。そしてそれを体現しているのがチームラボという会社なんじゃないかなと。思っただけでーす。

何が言いたいかよくわからなくなってきた

ええと、まとめにかかると。今働いている職場って基本的に前例主義だし、その前に属していた大学のゼミなんかでも先行研究ありきだったし、上のような考え方は全く馴染まなかった。けど、新しくないと詰まんないんですよね。「引き込み現象」と「農業革命」の話をしていたけれど、いつまでも「狩りだ、狩りだ!」と叫んでいても新鮮味がないし、何も考えていないように感じる。考えてない=中身がない=詰まらない(詰まってない?)。イメージとしては池が静まりかえって、何の模様もない状態。

そこに「稲作」という小石を投じる。投じられたポイントを中心にきれいな模様が広がっていく(これがいわゆる引き込み現象、周りにつられて阿波踊り)。しばらくしたらまた静まりかえって模様が消える。要はこれの連続なのかなと。ああ、だからしんどいのかな。投じる小石の大小、形の違いはあれど、サイクルは変わらないから。永続性を感じることってしんどい。

けれどたとえばそれが池じゃなくてコンクリートに投じてみたり、1つじゃなくて10個くらい投じてみたり、あるいは水切りみたいな投げ方をしてみたり、もういっそのこと投げなかったり。手を変え品を変え、できる模様も千差万別。それなら面白いかな。というか、猪子さんのやってることってそういうことなのかな。だったら、胃がキリキリしないのかな。そんなことを思ったひとときでした。

2015年

そんなわけで2015年。職場に色んなものを投げたいです。自己表現ってやつですかね。そのためにほしいスキルは積極的に身につけていきたいと思っています。スキル取得については昨年と変わりない方針ですが、昨年以上にどんよくに、あと優先順位を吟味してやっていきたいです。

マインドマップ的には中央イメージに「地域活性化」があって、周辺イメージに関係機関の助成事業補助金、プログラミング・webデザイン、地域情報収集・マーケティングという具合かなと。あと個人的には、フットサルはいっぱいやります。

新年から開始が遅れて、内容的にもだらだらしたスタートを切ってしまいましたが、本年の当ブログはおそらくこんな(ふと心に留まったこと、気になったことをもんもんと書く)感じで続けるだろうと思われますので、どうぞよろしくお願いいたします。