ブラジル強し

ジャマイカ戦のプレーが嘘かのように闇雲サッカーでしたね。ブラジルが日本プレスに対してかわして勝負、ひいてパス、浮かしてパスと幾通りも選択肢を持たせる中、日本はブラジルプレスに対してここしか出せないというコースへのパス1択。その「ここしか出せない」も、先のない詰んだパスが多かった印象。原因はやっぱり判断が遅いんでしょうね。ファーストタッチがどうとかじゃなくて、単純に選択肢を作り出せずにボールが来てしまうから余裕がなくなり、適当に処理をしてしまう。岡崎選手のくさび、武藤選手の勝負、柿谷選手の終盤の駆け引きなんかは次も期待できるなと思うけど、結局は個のはなし。岡崎選手が試合後に言ってたとおり、今日観たかった組織で戦える可能性というのは、全く観れなかった。個のチャレンジは観れても、組織のチャレンジがなかった気がして残念だった。ジャマイカ戦のように連動があればなあ。けど、ほんとに個の差のせいで体力的にも精神的にも疲労が全然違うだろうから、縦に抜けた選手を孤立させてしまうのも仕方がないと言えばそうなのかもしれない。何にせよ、ネイマールやべえ。