tokuou's blog

思いついたら鮮度を失う前にここに打つ

評価が大事

努力して身につけた能力が評価されず、努力せず過ごしてきた時間が評価される。

スポーツの世界なら考えられない話だ。実力ではなく年次でレギュラーが選ばれるなんてことは。そんなことをしていたら試合に勝てない。勝つためのチーム作り、勝つための選手評価がチームスポーツには必要不可欠。じゃあ、仕事は?会社は?一体どこに向かうための評価なのか。

そんな不満を口にするだけじゃ一向にスッキリしないので、もう少し評価について深掘りしてみる。

チームスポーツの場合

評価者は監督。選手全員の練習や試合内容、日頃の振る舞いなどを見て総合的に評価する人もいれば、チームづくりにおいて重要視する1点のみを評価観点にする人もいるだろう。いずれにしても重要なことは、監督自らの責任で行い、監督の主観が内在した評価であること。そして監督が全選手を見て絶対評価相対評価を行っていること

会社の場合

小規模の会社なら経営者が監督の役割を果たせるだろう。けど大規模、スポーツで言うなら2軍、3軍まであるような規模の会社の場合は?野球チームとラグビーチームとバレーボールチームを掛け持ちしてるような会社だってありそうだ。この場合、経営者ひとりでは評価できないし、共通の評価観点を導き出すことも困難だと思う。そうなるとある程度、複数の人間(所属長など)の主観による評価に頼らざるを得なくなる。その評価の信憑性はどのように担保されるのか。また責任の所在は?

理想と現実の妥協点

理想は年次主義の排除。現実は根拠なき評価の危惧。では妥協点は?

チーム(部署)ごとに監督(所属長)を置き、彼らに評価させるのがベターだと思う。もし各チームに共通する評価観点があれば、監督同士で会議することも有意義なはず。

あるいは選手(社員)同士で評価させたり、選手自らに自己PRのチャンスを与えるなど変則的な手段を併用するのもありかもしれない。

書いていて思ったこと

そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけが自身のモチベーションの低下だったけど、上で挙げた評価方法によってモチベーションが下がる人も当然いるだろうなと。

評価の仕方1つでモチベーションが上がる人もいれば下がる人もいるのは当たり前のことで、適切な評価をすることがその会社にとって適切であるかはまた別の問題なのかなと思った。冒頭で触れた、どこに向かうための評価なのかを意識するべきだろう。

反発を受けないためには数値化するなど客観的な評価材料が必要だし、かと言って数値だけでは見えてこない部分もある。

評価の目的をどこに据え、評価方法のバランスを取ることが理想と現実の妥協点なのか・・といったところで頭がゴチャゴチャしてきたので止めておこうと思います。