心機一転

人事異動

保険年金課から産業振興課へ4月から異動になりました。とても不本意です。同期で事務屋で動いたのは僕ひとり。やり残したこともたくさんある。

ただ動くならまったく違う分野に行きたかった。今まで福祉系だったので、総務だったり水道やったり。そういう面では産業振興ってのは願ったり叶ったりなわけで、前向きに捉えていこうと思う。後ろめたさは残るけども、そっちもおいおい尻ぬぐいしていきたい。

経過

新しい職場に移って2週間が経ちました。中小企業への融資とか、商工会や商店街イベントのサポート、就労支援等を行っていく部署だということはわかりました。窓口も事務も一気に前の部署に比べて減り、仕事を増やすも減らすもじぶんの裁量といった性質が窺えます。

自覚

前に書いたこともあるけれど、もし異動があれば1年目は「じっと耐える年」だと決めこんでいました。全体が見えていないのに自分勝手に意思決定するのは、それまで築いてきたものに対する侮辱だと思うからです。しかしその想いを歓送迎会で上司に伝えると、その上司はこう言いました。

「それじゃ民間のスピードには勝たれへん。若いんやからもっと思ったこと感じたことを即行動に移していきなさい。」

民間企業で頑張る同期に対して常日頃劣等感を抱き、負けたくないと強く思っているんですが、これを言われたとき既にじぶんが公務員色に染まっていたことに気づきショックを受けました。外の世界じゃ先行研究に悠長に1年も割く時間がないことなんてすぐに想像がつくはずなのに、「まずは1年様子見てみよう」だなんてハングリー精神の欠如の表れではないかと。

背伸び

この部署でもともと決まっている年間のタスクは、業務量的におそらく前の部署に比べて少ないです。そして産業振興という分野だからこそ、やれることはたくさんあると思います。取り急ぎは引っ込み思案をやめ、気づいたことをどんどん口に出していき、どんどん形に残していきたいです。無謀なことであっても、まずはやろうとしてみること。

目標

ICTスキルの向上と、それを活かした企業誘致策の実現を目標に。ICTスキルはうちの市に欠けていて、なおかつこれからの社会で益々重要になってくるものだと思います。企業誘致は、うちの市って活用できる土地があまりないので、ICT関係のベンチャーとかなら土地なくてもどこかの空き部屋使ったらできるんちゃうかなーと。まだそんな軽い気持ちですが、ICTスキルと並行して調べていけたらいいなと思っていることです。

以上、心機一転頑張っていきます！