tokuou's blog

思いついたら鮮度を失う前にここに打つ

リスク

3日間の総括

18日に眼球負傷アンド体調崩す、19日は朝からイベントでした。土日の貴重な時間があっという間に過ぎ去り、悲しみにふける暇もなく月曜バタバタ、気がつけば火曜です。だめだな、ここんとこ。

予算をとる

昨日思ったこと。以前に来年度に向けての事業実施計画を提出して、昨日採択不採択が振り分けられたんですが、僕の少し噛んでいた事業が不採択になりまして。そこで企業の予算づけと役所の予算づけ、あとNPOの予算づけとかの違いについてふと考えてみました。

企業の場合

企業は収益が見込める事業にお金を出しますね。その財源はその企業の資産から。上場だと株主に影響出るとかあるけど、リスクはある程度身内の範疇と言えます。言っちゃいます。

NPOの場合

NPOは一定の収益も必要だけど、主に社会貢献に繋がることにお金を使うと思われます。財源には寄付とかもあり、寄付者の想いというリスクも乗しかかります。

役所の場合

役所は、市の発展につながる事業にお金を費やします。発展の方向性は様々です。財源は税金なので、納税者という最大のリスクが伴います。

ハードル

何と言ってもこの財源にかかるリスクの差が、予算どりのハードルの高さを表しているんじゃないかと思います。株主も寄付者も、ある程度余裕を持った人が多いかつ、「お金を出す・出さない」、「どこに出す」という選択の自由がありますが、納税者には余裕のない人間も当然おり、なおかつ選択の自由はありません。財政担当が予算づけに慎重になるのも無理はないのかと。まあ、失敗しても潰れない役所と潰れるリスクを背負った企業・NPOという違った見方もありますが。

考え方はいっしょ

別に役所は厳しいんだよーてことが言いたいんじゃなくて、リスクがあって、それと目標達成の成果・見込みを天秤にかけるという考え方はいっしょなのかなと。なので、役所もリスクを理解したうえで、バンバン職員レベルで予算をとりに行けばいいじゃないかと。事業計画を作って、どしどし提案していけばいいと思ったわけです。それを採択するかしないかは企画調整担当と財政担当に任せればいいのであって。

まとめ

職員ひとりひとりがリスクを意識しつつ企画立案していけば、慣習・前例主義の役所仕事が変わっていくきっかけになるんじゃないかと。不採択がずらーと並んだ一覧を見てふとチャレンジ精神をふつふつ湧き上がらせた昨日でした。