tokuou's blog

思いついたら鮮度を失う前にここに打つ

付加価値

やや長めの前フリ

今週発売の週刊マガジンに載っていた某漫画の話。

とある高校の秀才くん同士が真剣勝負をするんだけど、勝負内容が「川原にある適当に選んだ石ころを、どっちの方が高く売れるか」。

勝負の条件は、あくまで販売の主体は石ころだということ。例えば「石ころを買ってくれればもれなくテレビが付いてきます」はOKだけど、「テレビを買ってくれればもれなく石ころが付いてきます」はNG。

結果的に両者ともに100万円で売り、引き分けでした(それぞれどんな手法で売ったのか、気になる方は今ならまだコンビニに置いてるかも)。 

この話の要点は川原で暮らしているホームレスの皆様に夢と希望を与えることではなく、いかに付加価値をつけるかだと思います。

今クールの日テレドラマ「家売る女」でも、一見売れそうにない物件を北川景子が「GOOOOOO!!!!」と叫びながらいかに付加価値をつけて成約に結びつけるかが描かれているし、付加価値というのはなかなかナウい存在なのではないでしょうか。

そんな付加価値ですが、僕には好きな付加価値嫌いな付加価値があります。今日はそんな話。

好きな方

 上述したような(肝心の中身は述べてないけど)、「そのままだと絶対売れないでしょ」というような商品やサービスを、知恵の絞り方ひとつで変えられる付加価値が好き。

とある新聞社の話。

「・・全70頁くらいの朝刊を作りたい」

「そんなボリューミーな朝刊、誰も毎朝読んでくれないよ。どうする?」

「・・自社ビルの館内放送を使って、毎朝M樹N々に読んでもらおう!」

「わお、それナイスアイデアだね!!」

という夢を今朝見まして、夢なんで収益性は皆無ですが、発想は好きでした。

こういう斜め上の付加価値が好きです。

嫌いな方

全く同じことだけどA君が言うのとB君が言うのとでは違うってこと、往々にしてありますよね。全く同じ内容の企画なのにA君が提案したら没で、B君が提案したら採用みたいな。こういう付加価値は嫌い。

なぜ嫌いなのかというと、僕はB君になりたくないし、なれないからです。Shit!です(嫉妬とクソを掛けてみました)。

B君はおそらく、普段から人間関係が良好で誰からも好かれていて、facebookやインスタで投稿したらイイネが100以上付いて、大手人材派遣会社とかに就職してそうなタイプの人種です。

対してぼ・・A君は、人付き合いがあまり得意ではなく、ゆとり世代さながら「飲み会?それって残業手当付くんですか?」と上司に聞いちゃいそうなタイプの人種です。

今まで築いてきたキャラクターイメージ、蓄積してきた(何もやっていないという)SNSのログ、その全てが僕に君の提案は没だよと語りかけてくるかのようです。Shit!(嫉・・(ry)

Shit!

同じ人で言うことに付加価値の差があることは当然で、言ってしまえば先ほどの水樹奈々にしてもそういうことなのですが、僕が声高に嫌いだと主張したいのは何のひねりもない付加価値で、そんなもの価値として認めてしまってよいのですか!裁判長!ということなのです。

・・とは言っても、かくいう僕も何の努力もせず、そんな嫉妬じみたことを考えてるのもアラサーとしてどうなのかと思う。そこでですね。

以上、やや長めの前フリ

インスタを再開します。

 http://instagram.com/shipwealth